2009年01月04日

ハーツクリア!

ゲームネタです。

テイルズオブハーツ全クリー☆
いやー疲れた!!

戦闘システムといい、ストーリーといい、非常に質が高かった。
アビスと同じくらいかな。
エターニアには及ばない…かなー。

気になったのが、必須イベントの感覚が狭い。
「○○山で△△を手に入れよう」となると、
山に行って敵をなぎ倒してアイテムぶんどればおけーなのですが、
ハーツは山に行くと思いがけない敵が現れたりアイテム奪われたり仲間とはぐれたりで…。
一箇所でいくつもイベントが。
先が見たくて急いでやってる時は、かなりイライラしました。

一番イラついたのが、仲間とばらばらになるイベント多すぎ!
わし主人公一人行動あんまり好きじゃないんだよ〜。
(理由:戦闘が力でゴリ押しタイプだから仲間がいないと話にならない)

でも、全体的には良いですね。
大神ほどの傑作ではないけど。

好きだったのは、主人公が透明感のある正義バカだったとこだな。
熱血というよりも優しい。
手放しにあけっぴろげに優しい。
がむしゃらに頑張ってやっと報われたとき、
かっこいいセリフを決めながら涙を流したシーンできゅんときました。
歴代テイルズの中で、一番好きな主人公です。

DSでこれくらいの密度のRPGがもっと欲しい…。
イノセンスはソッコー飽きたけど、これはしばらく楽しめそうです。
クリア後のダンジョンもあるようだし。

やはり2Dにしたのが成功だったね、ナムコさん。


明日は仕事始め(ホントは今日出勤したけど)で全体朝礼があるので、
福袋の服を着ていきます!
ここで着ないと大事にして着なさそうだし(笑)
posted by おしゃべりひよこ at 23:31 | Comment(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月20日

本棚記録

チョブ太は自分の年をすぐに言えません。
西暦で計算しているからです。
覚えてないんですね。
なので、干支なんぞ分かるはずもなく、こっちも調べる気もなかったのです。
たまたま、自分の手帳に「年齢早見表」があって見てみたら…

なんとヒツジ

性格そのまんますぎ((´∀`))ケラケラ


すごい勢いで本読んでいるのでまたも記録。


■「ナイフ」著:重松清

長編と信じていたら短編だった。
ひとつひとつの話が完成度が高くて、ほとんど泣いてしまった。
電車の中で必死に堪えてました(笑)
いじめが全体のキーになってはいるものの、描かれる内容は様々。
いじめられる本人が主人公の場合もあれば、見ている側、いじめられっ子の親だったりも。
短編集だといくつか印象に残らない話があるんだけど、これはなかったなあ。
傑作と称されるのが分かる作品。


■「青のフェルマータ」著:村山由香

おはなしの透明度で右に出る作家はそうそういないんじゃないかと思う。
村山由香の話は、どんなに複雑な事情をも透明にさせる文章を書く。
不思議です。
お涙頂戴か〜と思ってましたが、そういう意地悪な見方が変わるほど綺麗なおはなしです。
またしても泣いた。
最期が自分としてはぶつ切りに感じたけど。


■「号泣する準備はできていた」著:江國 香織

「つめたい夜に」は好きだったけど、わし、どうもこの作家さんは合わないようです。
なんかなー。
うまいこと理解できません。
浮気やらが良く出てくるんですが、その辺の心情がさっぱりわからず…。
好きな人は好きなんだろうなー。


■「半落ち」著:横山 秀夫

映画化しましたね。
先に映画を見ていましたが、結構違いますね。
小説では、刑事、検事、記者など、被告人をとりまく人々の視点で描かれます。
映画でもそれを表現しようとしていたけど、
わしは「なんでこんな人が色々出てくんだろ…わかりにくい」と思ってました(笑)
なんというか、色んな人の野心、組織の保身やらがたくさん絡まると、
真実とは違っていてもどんどん先にすすんでしまうってことが、
世の中たくさんあるんだろうなーと思いました。
終わり方がとてもすがすがしかった。


■「容疑者Xの献身」著:東野 圭吾

会社の先輩から借りた。
面白すぎて結局買った(笑)
こーれーはー面白いです。
なみすけ傑作ノミネートです。
実写での再現できてるのか??
「完全犯罪」は犯人がバレない巧妙な犯罪のことをいいますが、
これは全ての真実がわかっても、もう覆すことのできない「完全犯罪」。
最期、彼女に石神の思いを告げたことは良かったのか。
告げなかったらどうなっていたのか。
チョブ太と議論したくらいです。
殺人事件の奥に、透明でまっすぐな献身が見えたとき、泣きました(またか)


■「さまよう刃」著:東野 圭吾

前から読んでみたかった作品。
なんとも考えさせられます。
娘を殺され、復讐に走る父親を止められるか。
わしはきっと止められない。
最期の「警察は市民を守っているんじゃない。法を守っているんだ」
というセリフにひどく納得しました。
これを読んだ後、自分の身内が事件に巻き込まれたら…と悶々としました。


■「約束」著:石田 衣良

うーん…内容がベタすぎ。
いい話なんだけど、先が読めてしまうというか。
しかも、思いを全て人間が語ってしまうところに萎えた。
もっと情景描写や仕草や、セリフで言わせなくても表現できるのが文章なのに…もったいない。
ま、いい話だ思います。
ヌルいけど。


■「バトル・ロワイアル」著:高見 広春

「夜のピクニック」著:恩田陸のあとがきに
「避ける人もいるが、読んでみるとせつない」みたいなことが書いてあって読もうと思った。
本当に切なかった。
悲しかった。
もっとグロい、とか気持ち悪くなるかと思ったけど、そうじゃなかった。
いや、描写はグロいよ?
ナタで顔面まっぷたつとかリアル目潰しとかあるし。
なんつーか、武器を持って自分の命が天秤にかかれば、
信頼とか友情とか、そんなもの消し飛んでしまうんだろうな。
いつ誰に襲われるかわからなくて怯えてるところに、
いきなり人が現れたらそりゃ攻撃するよな。
例えその人に敵意がなくても。
ただ「好きだ」と伝えたかっただけだとしても。
後半に、毒を使うシーンがあるんだけど、あのシーンが本当に悲しかった。
ほんのちょっとのすれ違いで、なにもかもなくなった。
戦争は、こうなるからダメなんだろうな。
全ての信頼がなくなったら、果たして人間は生きていけるのだろうか。
そんなこと考えました。

ただ、読ませる年齢考えないと…勘違いして読むと大変かも。


はふー。
今は「死神の精度」を読み中。
しかし文庫高い…駅前に古本屋さんできてくれーーーー!!
posted by おしゃべりひよこ at 21:52 | Comment(2) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月09日

最近のおはなし

チョブ太がブログ、略してチョブログを始めたようです。

植物の成長の記録

さっそく枯れ始めてるんですけど (((( ;゚д゚))))
果たして一ヶ月持つのか!?
乞うご期待でござる。


えーと、最近読んだ本の記録。

■「救命センターからの手紙」著:浜辺 祐一

かなーり面白かった。
違うな、興味深かった。
救命センターに運ばれる、
それすなわち「三途の川の向こう岸に着く前にちょっと立ち寄る」と同義らしい。

心臓を再び動かすのは、薬と電気ショックがあれば割と簡単に出来る。
が、問題は心臓が動いたからといって元に戻れる可能性は低いということ。
必死の救命が植物人間を作り出すこともある。
どうしようもない医療の矛盾。
色々と考えさせられる本でした。


■「ネバーランド」著:恩田 陸

うーん、嫌いじゃない。
けど夜のピクニックや光の帝国の方が好き。
ずーっと恩田さんのこと男性だと思ってましたわ…。
こんなにさわやか、違うな、若いというひたむきさ…違うな。
ぐちゃぐちゃ悩んでアホだしガキなんだけど、芯に「若さ」という輝きがあるというか…。
そういう文章書く男性はめずらしいなーと思ってました(笑)


■「コンビニ・ララバイ」著:池永 陽

たまたま買った本。
だけど好きでした。
ベタベタな内容なんだけどね。
「こんなんあるわけねーじゃん」と思いつつ、キュンとした。
違うな、ほっとした。


■「影日向に咲く」著:劇団ひとり

映画予告が好きだったから買ってみた。
最初、「文章がヌルい」と思ってたけど、
読み進めてみるとそのヌルさがいいとこなんだと気付いた。
頭が弱い感じの主人公の一人称がとっても上手。
現実には、他人の考えてることを知ることはできないけど、
普段わしが関わりを持たないようにしている人に対する気持ちがちょっとやわらかくなった。


■「キッチン」著:吉本ばなな

読み終わった時、「読む時期間違えたな…」と思った本。
これは中学・高校時代に読んで、後々読み返すべき本だ。
若くて視野が狭いことも知らなかったあの時に読まなかったために、
きわどいところでしっくりこないところがあった。
くそー。
何度も読み返して深度を深めたいな。


■「白仏」著:辻 仁成

たった一人の人生を、淡々と追っていくだけの話。
なのに、読み終わった時の存在感がでかかった。
日本が戦争をしていたあの時代、人々がすみずみまで熱く生きていたんだなあ。
きっとその時代はもうこないのだろうし、それを目指してもできないのだろうけれど、
人生の密度にとっても憧れました。
淡々とした文章ですが、ずっしりときます。


■「孤宿の人」著:宮部みゆき

号泣した。
しゃくりあげるくらい泣いた。
世の中、いろんな思惑が渦巻いて、
ある人の思惑通りになっていることを知らないまま犠牲になる人がいる。
子供の頃は知らなかった、「大人の事情」のなんと残酷なことか。
だけど、それが世を動かしている。
自分はひとりで歩いているつもりだけど、
ホントはでっかい川の流れに乗ってるだけだろうな、と思った。
ま、そう思ってもムナしいだけだから気にしないけど(笑)


■「魔性の子」著:小野 不由美

先が気になって気になって一日で読破した。
けど終わりがあっさりでがっくり…。
もう売ってしまったけど、あの読者をひきつける勢いを持つ本は、なかなかないと思う。


とりあえずこのくらいか。
あ、ハリポタもちゃんと読みましたよ。二日で。
屍鬼も読んだ。
すごくせつなかったな。

次はどーすっかなー。
バトロワあたり読んでみるか。
しかしどんどん本が増えるな…どうしよ。
posted by おしゃべりひよこ at 21:29 | Comment(3) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月20日

模倣犯

やっとこさ読み終わりました…宮部みゆきといえば出てくる『模倣犯』。

な、長かった…。
3日かかったよ…。
読み過ぎて頭痛がするくらいでした。

いや、こりゃすげえ。
アプローチの仕方があっちこっちのようで、絶妙にストーリーが面白い。
以下解説です。
ネタバレでは…ないと思います。
文庫版の裏にあるあらすじくらいかな。

文庫本で読んだのですが、1巻は事件。
主に被害者側、警察側の視点。
2、3巻は犯人側の視点。
4、5巻は真犯人を探り、結末まで。

2、3巻がピリリと効いてるのです。
読んでる側は、ここで犯人2人がどうやって人を殺したか、どんな風にいたぶったか、
それをどう思っていたかが分かる。
でも、片方からの視点。
つまり、もう1人の犯人がどういう考えだったかまでは分からないんです。
そのうち、容疑者2人が事故死。
でも、死んだうち1人は被害者だった。
本当の犯人は生きてるってことが分かる。

で、4、5巻に入ると、この犯人が何食わぬ顔で登場してくるんです。
みんな騙されちゃだめだ!
こいつが犯人なのに、なんでみんなわかんないの!?
なんで騙されちゃうの!?
と、焦れて焦れて、どきどきです。

5巻後半に入るまで、真犯人は絶対的に優位です。
誰もこいつに気づかない。
疑いもしない。
読者はこいつが犯人だ!って分かるけど、真犯人の視点は描かれてないので分からない。
これがさらに絶対的優位を煽る。

最後の最後で、がらがらとその優位が崩れる。
それはもう雪崩のように突然で、どうしようもなく。
これが気持ちいいんだ!
いままで散々焦れてきたからね!

でも、宮部みゆきは「捕まりました。めでたしめでたし」では終わらない。
安心と同時に、虚しさと、行き場がない憤りと、不安をもって終わらせてる。

何故こんなことが起きてしまったのか。
何故犯人はあんなことをしてしまったのか。
残された遺族の気持ちはどんなだろう。

そして、自分の中にも犯人と同じ気持ちがあるなと感じる。

小説のいいところは、人が考えてることを知ることができるとこ。
実際同じ事件が起きても、わしらは犯人が被害者の首を絞めた時の感情や、
遺体が娘さんでしたと言われたときの遺族の感情は分からない。
インタビューや取材した人が流す情報から推測することしかできない。
それを言っちゃ宮部さんも推測して書いてるんだろうけどさ。

でも、人の考えることを知ることで、色んなこと考えられる。
特に、わしはこれを読んで、犯人と同じとは言わないけど、
この感情が発展したらこうなるんだろうなという種を見つけられた。

たぶんみんな持ってるんじゃないかな。
それは自尊心です。
自分は人と違う、自分は自分、誰の代わりでもないという気持ち。
大衆という言葉で括られたくないという気持ち。
私を見て!という気持ち。

これはクリエイターには特に強い気持ちだと思う。
じゃないと商売あがったりだもんね。

まあ、自分が今やってる就職活動ってのもまさにこれの戦い。
私を見て!
こっち向いて!
ほんとこういう気持ちだよ。
だから人と違うこと言って、相手を惹きつけたいと思う。

でも、これはすごく難しいことだ。
なんにも影響を受けてない人なんていない。
生きている限り、絶対にどこかから影響を受けてる。
しかも、人間は自分の目でしか周りを見られないし、自分の頭の中しかわかんない。
世界は頭の中にある。
頭の中にしかない。

落ちても受けて、落ちても受けて、を繰り返してると、それを忘れそうになる。
自尊心が暴走しそうになる。

どうしてこっち見てくれないの?
自分はその他大勢のひとりなの?
こんなに頑張ってるのに。

自分がイイ!と思って言ったこと、人と違うこと言えた!と思うこと。
それは自分でしか認識できない。
実は違うこと言ったと思いこんでるだけで、たいして変わらないのでは?
一体何やってんだ?

こういう風に行っちゃうんですよー(泣)
20年も生きてたら、人と違う部分が必ずあるので、
それをアウトプットしきれてないだけなんですけどね。
面接だと「それ、さっきの子も言ってたよ」って教えてくれないので、
落ち続けるとだんだん怖くなってくるんだよね。

人間は自分は自分だけだという考えと一緒に、みんなと同じだという考えも持ってる。
きっとこの2つがうまくバランスとらなきゃダメなんだろうな。

最近落ちまくってたので、自尊心の方が急激に縮んじゃって(笑)
チョブ太の前で大泣きしました。あは。
就活が怖くてできない人って、もしかしたらこれが怖いのかなあ。

でも、これを体験したおかげで、
側にいてくれる人の大事さを痛いほど感じることができたよ。
受かっても受かんなくても、チョブ太はわしを好きでいてくれるし。

っは!
のろけったかこりゃ。

模倣犯から話が飛びましたけど、そういう風に思いました。
オススメ!

加害者の家族、被害者の遺族が世の中でどういう扱いを受けるのかも、
ちょっと知ることができますし。
普通報道されないし、おはなしだけどそれを知る糸口になると思う。


あー…次の本探さなきゃ。
とりあえず、今入ってる面接はすべて終わったので、就活は一度休憩します。
精神バランス取り戻すために。
posted by おしゃべりひよこ at 23:01 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月28日

レベル7

宮部みゆきの「レベル7」読み終わりました。

就活の移動時間つぶしのために買ったのに…。
2日で一気読みしてしまった。

宮部みゆき天才だわ。
すげえ。

小説って、核があって、それにたどり着くまでを描いてある。
事件の犯人の動機だったり、隠された意図だったりをね。
最後まで読み終わると、そのストーリーの発端から末端までがわかるけど、
はじまりでは末端しか書いてない。
ストーリーの核を知るために、読者は読むんだ。

で、宮部みゆきの小説はストーリー全体も面白いんだけど、
核までのアプローチの仕方がすんげー面白い。
特にレベル7は。

いろんな登場人物がいて、そこからの視点を書いてる。
最初はなんでこんな人がでてくるんだ?っていう印象。
でも、かすかにそれらをつなげる残り香みたいなのはある。
読者がつながってそう、とは感じても、
主人公達に起こる出来事の方が気になって、すぐ忘れちゃうほどの残り香。

読み進めていくうちに、登場人物が捜索してる人の視点が突如でてきたり、
思いも寄らない人物や事件のつながりが見えてくる。

こりゃ一気読みしちゃうよ。
次が気になって仕方ないもん。
特に後半は。


宮部みゆきの小説は、人と知り合って、仲良くなっていくのと似てる。
最初、この人こーゆー人だろうな、という予感はあっても、
付き合いが深くなるにつれて、こーゆー面もあるんだな、とか
変わった考えしてんなーとか、こんなもの集めてるんだとか色々発見がある。

だから人間って面白い。
人付き合いってどうしようもなく面倒で汚くてうんざりするけど、
捨てられないのは面白いから。
生きる上で必要だってこともあるけど、現代じゃ引きこもりもできるしね。
自分が積極的に人と話すのは、やっぱ面白いからなんだろうな。


恥なんだけど、高校生の時、書いてた小説がある。
いわゆる腐女史友達に影響されて、中学の時からいくつか書いてた。
だいたいはゲームとか読んだ小説に影響されて書いたから、パクリだったけど。

でも、最後に書いた小説の主人公が未だ忘れられない。
もう4年くらい経つのに。
なんかすごく思い入れが強い。
めっちゃくちゃ長編で、3分の1までいくかいかないかってとこで受験になり、
書くのをやめちゃった。

また、最初から書き始めてみようかなーと思ってる。
大学生活一年延びたし。
これが書く最後のチャンスなんじゃなかろうか。
だいぶ書いてないから、時間かかるだろうなーううー。

なんでそう思ったかって言うと、
テイルズオブジアビスってゲームのストーリーの核になってる事柄が、
自分のおはなしと似てたのに気づいたからだ。
自分が5年くらい大事に暖めてた話が、
「ああ、アレのパクリね」と言われかねん状況になってしまったのですよ。

わしは色々影響されるタイプなので、独創性はないと思う。
どっかで読んだ話だな、という結果になるのは分かってる。
世の中いろんな小説あるし。

高校生の時よりちょっとは視野広くなった。
今読み返すと、その場で焼き捨てたくなる恥小説ばっかりだ。
でも、この話に限ってはない。
そりゃ言い回しが下手だったり、そのシーン書きたかっただけでしょみたいな部分はあるけど、ストーリーの核まで恥だとは思わないのです、何故か。
不思議ー。

たぶん、あの主人公がよっぽど好きだったんだな。
時々、「主人公が頭の中にいて、彼らが自分で行動して話すのを記録しているだけ」という作家さんがいますが、まさにそんな感じだった。
4年経っても消えないとは、まったくしぶとい奴らだよ。

そんな奴らを「パクリでしょ」と一蹴されかねんのはヤダ。
今後このままにしてたら、もっと似てる話がでてくるかもしれない。

とりあえず、アウトプットするだけしてみようかな。
現段階でパクリって思われる可能性は高いけど、
完結させないと頭に奴らがずっと住み着きそうなんだもん。

あーでも恥だな。
大学の友人3人くらいに読んでもらったことはあるけど。
どうかね。


うわーすごい雨。
引越しシーズンだから、捨ててある使えそうなもの物色しようと思ってたのにー。
posted by おしゃべりひよこ at 22:56 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月21日

ブレイブイレブ

すげー放置してたな。
まいっか。


えーと、体調崩して本読んでました。
宮部みゆきの「ブレイブ・ストーリー」。
来年の夏(?)にアニメで映画化されるのだ。
前から読みたかったし、買ってみたんだけどねー。

ぶあつい…。

3センチくらいあるよ。
しかもそれが2冊。上下巻。
どひえー。

ハリポタの5巻以来ですねーこんなにぶあついの。
しかもハリポタより字がちっちゃい。
さすがにちょっと…気が引ける…。
でも寝てなきゃだったし、ちょろちょろ読み始めてみました。

いつもなら10〜30ページでのめり込むんですが、
体調不良もあるのか小休止はさみつつでした。
あんまのめりこめねーなーと思いつつ読んでいたら…
上巻の真ん中あたりからハマりました。
キタよキタよー!
そこから2日で一気に下巻まで。
読み過ぎで頭痛がしました。
エクスプレスで読んだら、普段はしない乗り物酔いまでしました。


読んだ結果。
なみすけ大好き本のトップ集団に仲間入りです。
これめちゃ面白い。
大好き。

ファンタジーものは、最初から「本の中の世界だ」という意識で読んでます。
読んでるときはのめり込んでるのでそうは思わないけど。
別次元の話として頭の引き出しに置いておきます。
でも、これはそうじゃなかった。
主人公ワタルの悩みが、本の外にも直結してる。
わしはワタルの悩みが自分のことのようでした。
少なくとも、わしには経験のある悩みだった。

ワタルが抱えてるのはジレンマです。
こっちを助ければあっちが助けられないという。

ミツルって子がでてくるのですが、
この子は自分の守りたいもの一つ選んで守り、その他を顧みない。
ワタルも守りたいものを守りたい。
けど、全ては守れない。
守るものを選ばなくてはならない。
でも、そうやって選別することは正しいのか。
でも、選別しなくては何も守れない。
では、何を守る?
こうやってワタルはすごく悩みます。

最後に、ワタルはひとつの答えを得て、守るものを決めます。
その結果、選ばなかったものはどうなるのか。
わしは言いません。
ネタバレになるものね〜。

最後の方で、重要キャラが死んでしまうのですが、
そこでめちゃくちゃ泣きました。
久しぶりに本でしゃくり上げるくらい泣きました。
死ぬ前に、女神に祈りの言葉を捧げるのですが、そこがもう…!

なんつーか、物語の世界が壮大というより、ワタルの悩みが壮大だった。
いや、世界も壮大なんだけども。
異世界の話を読むというより、ワタル自身を読むという感じ。

あと、日本人が書いてるってのもあると思うんだよなー。
外国の話、嫌いじゃない(むしろ好き)だけど、やっぱり世界観とかが違うからね。


これ、映画にできるのかなー。
はなはだ疑問。
映画の公式サイト→http://www.bravestory.net/
ワタルの声とキャラが全然イメージとちがうーー。
もぎゃー。
キャラ図はいいとしても声がー声がー(涙)

とりあえず、映画はだいぶそぎ落とさないとムリだろうな。
映画としてのブレイブ・ストーリーを否定する気はないけど、
原作読まないと損だと思います。


いやー、良い本に出会った。
記念日だな。


ブレイブ・ストーリーの最後の文章を抜粋。

ヴェスナ・エスタ・ホリシア。
再びあいまみえる時まで。
幻界に、現世に。
人の子の生に限りはあれど、命は永遠なり。
posted by おしゃべりひよこ at 22:33 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年11月03日

むかしばなし

水曜18:55〜19:25まで、TBSで「まんが日本昔ばなし」が再放送されてまふ。

このアニメがわしは大好き。
これの絵本が家にたくさんあったなー。
わしのおはなし好きの原点はここにある。

このアニメの見所は、なんといっても市原悦子さん、常田富士男さん2名による「語り」でしょう。
語りからセリフまで、すべてを2人でやってる。
男女で役柄を分けることもなく、
時にはキャラクター2人でやってる対話を一人でこなしたりする。
市原さんの穏やかな語り口調から、いきなりドスのきいた男役のセリフになったりするのだ。
常田さんの味のある声も大好き。
ほんとすげー。
大勢の人の前で話したことがある人なら、このすごさが分かるはず。
様々なテイストのイラストも魅力。

第1話は有名なかぐや姫。
この話は語り口調が多く、セリフがすごく少ない。
切り絵みたいな絵で、すごく印象に残ってる。
子供の頃は、この切り絵がちょっと怖かったなー。

第2話はちょうぶく山のやまんば。
山のふもとの村で恐れられているやまんばが、実はなかなかいい人だったっていうおはなし。
優しいおばあさんと恐ろしいやまんばの声、どちらも市原さんがやってます。
びびったのは、やまんばが子供を産むということ。
やまんばって種族名だったのか…。

第3話はききみみずきん。
助けた子狐の母親からもらったずきんが、なんと自然の声が聞けるようになるものだった。
おじいさんはそのずきんで村の長者を助けるって話。
このおじいちゃんのイラストがめちゃめちゃかわいいのー!!
特におじいさんがキセルでたばこすってるとこ。
わしのおじいさん好きはここから来ているに違いない。
長者を助けてお礼をもらうんだけど、
おじいさんはそのお金できつねにあぶらあげを大量に買ってあげるのだ。
このラストが好き。
きつねもおじいさんも、互いに恩返しをしているとこがいいじゃないですかー。

第4話はきじも鳴かずば。
この話は本で読んだときにじんと響いたことを覚えてる。
主人公のちよは手まり唄で父親の盗みがばれ、父親は洪水を防ぐための人柱にされてしまう。
ちよはそれ以降口をきかなくなった。
数年後のある日、漁師がキジの鳴き声から居場所を割り出し、キジを仕留める。
撃ったキジを拾いに行くと、そこにはちよが死んだキジを抱いて立っていた。
「キジよ。お前も鳴かなければ撃たれなかったものを」
ちよはそういって立ち去り、それ以降姿が見えなくなった、という話。
この「きじも鳴かずば撃たれまい」というセリフには、
自分が手まり唄を唄わなければ父親は死ななかったのに、という後悔が含まれているんだな。
このセリフがすごくきいている。
余韻があるおはなし。

現在までこの4話なんだけど、これから先が楽しみ。
全部のおはなしは放送しないみたいだけどね。
1500近くあるからなー。
でも全部録画してみせるふふふ。
DVD出たら買う。
DVDにしてくれー。

現在のアニメと比べると紙芝居がちょっと動いてるようなものだけど、
無駄なものがなくて完成度が高い。
いやされるよーこのアニメは。
わしは1、2話をふとんに入って見たんだけど、
めっちゃ眠くなった(笑)
こどもが寝るときにするおはなしだってことに妙に納得しちゃった。


うちのお母さんは、長子のわしにたくさん本を読み聞かせしてくれた。
しかも、ちゃんとセリフとか抑揚つけて読んでくれた。
そのせいか、わしは本好き。
妹、弟には忙しくてあんまり読み聞かせしなかったらしいんだけど、
どっちともあんまり本読まないんだよねー。
やっぱり読み聞かせのせいなのかな。

わしは特に小説が好きなんです。
文字が空想にさーっと変わっていく瞬間が好き。
話がヒットすると本読んだ後放心してしまう。
特に乙一と宮部みゆきが好きだ。
京極夏彦の「豆腐小僧双六道中」も読みたい。
わしの妖怪好きにヒットすることだろう。


乙一、はやく新刊出してー。
posted by おしゃべりひよこ at 14:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月02日

しんちゃん最高!

国勢調査まだ書いてない。
はよ書かねば。
もう取りにきちゃってるかな…むう。


今日のしんちゃん見た!?
見たか!?
ああー最高ーーーー!!
らーーーーーーぶ!!

いやーアレはほんとイイ映画だよ。
また泣いちゃったし。
バッチリ録画してやったわ!

でも映画の前の短編でびびったことがひとつ。
しんちゃんはどんどん形状が激しくなってるんだが
(ほっぺたのでかさとか、手足の細さとか)
いくらなんでもあの変形っぷりはやばいって!
人間として認識できる形通り越してますよ!
みさえの顔が折れてるようでした。
わしはちょっとあの絵は受け付けない…な…

戦国大合戦はいいねー。
またべえとれんちゃんの切ない恋心のやりとりが。
そこにチャチャを入れるしんちゃんが。
しんちゃんがまたべえに恋愛のアドバイスをするけど、
きっとしんちゃんがいなかったら、またべえとれんちゃんは想いを通わすことはなかったんだろうな。
歴史の中で、どれだけの人が恋を押し殺していったんだろう。
そう考えると、自分はしあわせだにゃー。
ふんとに。

れんちゃんが、「しんのすけの世界では、どのように恋をする?」と聞くと、
しんちゃんは「お互いに好きになればいいんだよ」と答える。
れんちゃんにとっては、夢の世界だよなー。
彼女はそれが許されるなら、きっとまたべえに想いを告白していただろう。
あの時代は、れんちゃんがそう考えることすら許してくれない世界だ。
切ない…

またべえもまたべえで、しんちゃんに突っ込まれなかったら、
姫を好きになったことすら、自己暗示でなかったものにしてしまっただろうな。
つくづく、色々あるけどしあわせだなーと思う。

車に乗ったれんちゃんと、馬に乗ったまたべえが離れていくシーン。
れんちゃんがまたべえに勇気を出して寄り添うシーン。
発砲音にれんちゃんがはっと顔をあげるとこ。
しんちゃんが号泣したとき、顔ではなく刀に落ちる涙を写すとこ。
しんちゃんが一人でやる、きんちょう(漢字わからん)シーン。
最後の、「おい、青空侍」のセリフ。
大好き。

(´▽`)


興奮しちゃったやーへへ。
見てない方には貸します☆



そういえば、今日の夕食の鮭。
甘塩3切れだったのに、一切れあきらかに辛塩だった。
???
なんでだ?
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2005年09月29日

しんちゃん分析

寒い。
いきなり冷えすぎじゃないか?
長袖一枚通り越してジャケット羽織ってるんだけど…
むぐう。


クレヨンしんちゃんの第1期に飽きたので(笑)
1〜5巻を借りた後、一気に20巻に飛んだ。
その変化っぷりを分析。

1〜5巻は漫画のような淡々とした感じなので、
今のしんちゃんの声と違って淡々としてるんだが
20巻では今のしんちゃんの声に近くなってる!
話自体もアクションが派手なアニメ独特の感じがでてきてるし。
「みさえ、○○しろよ」という台詞もなくなってた。
むううー。
と、いうことは、例の「エンピツしんちゃん」話が転機になったのか?
見てみないことには分からないけど。

色々と変化が面白い。

まず、しんちゃんのかたちの変化。
初期のしんちゃんは顔の形がただの下ぶくれなんだが、
今のしんちゃんは頬の部分がかなり出っ張ってる。
しんちゃん独特のあの形だな。
目も、初期はつり目っぽいんですな。
みさえもひろしも。
後期は丸くでかくなってる。
で、等身も変わってて、初期はそれなりに人間の形っぽくなってます。
腕や足もそれなりに太さがあるし。
みさえ、ひろし然り。
それがどんどん顔が大きくなって、手足が細くなるんだよーう。
アウトラインも太くなってきてますな。
まゆげも太くなってるし。

あとね、背景が変わってる。
初期はジブリ映画「となりの山田くん」みたいに、水彩画っぽく淡いんですな。
これが色も線も強くなってきてる。
第3期くらいになるとキャラよりちょっと弱いか、ほぼ同等の濃さで書かれてます。

ちなみに、ケツだけ星人や後ろを向いてにやりと笑うのは、
1〜5巻ではいっさい出てこない。
笑う姿すらない。
「げんこつ」画面は2巻あたりで出てきた気がする。

1〜5巻と20巻のテイストがだいぶ違うので、
変化したとこを確かめたいっす。
むむー。


なんてどうでもいいことを載せてみたり。
わーははは。



一家を監禁して殺し合わせるという残虐な事件の判決がでた。
犯人の2人には求刑通り死刑判決。
もし自供通りの事件だったら、死刑より重い刑でもいいくらいだと思う。
そんなものないんだけど。
最後に残った女の子は、弟を殺させられ、家族の死体を解体させられた。
そして犯人に殺された。
なんてことを。
この家族の苦しみが、少しでも癒されますように。
祈ってみる。
posted by おしゃべりひよこ at 21:19 | Comment(1) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月18日

きものおはなし。

三日パソを見続けたら、1回の徹夜でぼろぼろになってしまった。

元々パソを見続けられない(すごい肩こりと疲れに襲われる)タチだったのと
生理前でちょっとだるかった上に徹夜しちゃったからだと思う。

ゼミの最中に意味分からんこと口走っちゃうし。

卒公ミーティング休んじゃった。
ごめんなさい。


今回のゼミで、ようやくきもののグラデーションの分類の見当がついた。
ゼミのみんな、色々意見ありがとう。
先生も会議押してまで面倒見てくれてありがとうございます。


きものって、調べれば調べるほど非常に興味深い。
きものの装飾が急激にあでやかになったのは江戸時代なんだが、
わしが読んだきものの本に、すごい話がのってた。

とあるでっかい呉服屋の娘が、すんごい衣装道楽だったんだと。
衣装道楽ってことは、高いきらびやかなきもの集めまくってたんだな。
今で言うとブランドもん集めまくってるみたいなもんか?
で、同じ町にかなう者がいなくなったから、
別の町で高いきものを持ってると評判の娘のもとにきもの勝負をもちかける。
で、呉服屋の娘は金糸縫いで色鮮やかなたっけーきものを着ていくわけだ。
見物人も「おおー!」って感じですよ。
ところが別の町の娘は、ただ赤い実のなっている木が描いてあるふつーのきもの。
観客は「なーんだ」とおもうんだが、よく見てみるとなんと!!
赤い実が描いてあるんじゃなくて、全部珊瑚の玉が縫いつけてあるものだった!
珊瑚の玉は、現在で言うダイヤモンドみたいなもん。
どっちが高いかは、一目瞭然でした、っておはなし。

すごいね。
このころの女性にとって、本当に大事だったんだね、きものって。

きものにはきた女の魂が宿るとも考えられていて、
死んだ娘のきものを寺に奉納したものが、今もたくさん残ってる。

1657年に起こった振袖火事って知ってる?

ある娘が寺小姓に恋をして、彼がきていたものと同じ振袖をつくらせて愛用していた。
けど、恋いこがれてついには死んでしまう。
↑に書いたように、この振袖も寺に奉納された。
こういうふうに奉納されたものは、供養がすむと寺の者がもらったり、
質に流してもいいことになってた。
当然この振袖も売られて別の娘の手に渡る。
するとこの娘も死んでしまい、振袖がまた寺に戻ってきた。
驚いた寺の者は、これをすぐに売る。
するとまた同じように、振袖を手にした娘が死に、また寺に奉納された。
さすがに気味が悪くなり、寺で振袖を供養することにした。

住職が読経しつつ火に振袖を投げ入れる。
すると強い風が吹き、振袖は火がついたまま寺の屋根に落ちた。
寺は焼け、しかもその火は江戸中に広がって江戸の半分を焼いたらしい。
明暦の大火とも呼ばれてる。

これは有名なおはなしなんだけど、きものと女性の深い関係がわかるでしょ?
昔は枕に魂が宿る(頭を預けることから)と言われてたけど、
きものは女性との関わりが深いためか、執念とか心霊の感じが強いね。
宮部みゆきの「あやし」(だったかな)にもきものの幽霊話がある。

あと、わしの身近であったきもの話。

わしのお母さんが成人式できた振袖を、
わしのばあちゃん(おかあさんの母)がクリーニングに出した。
そしたら、きものが従業員に盗まれてしまった。
店長さんが言うには、盗んだ従業員はすでにきものを質に出してしまって
もう行方は分からない。
おわびにかわりのきものをもらうことで和解した。

何年後か。
ばあちゃんが歩いていると、
たまたまある質屋の軒先にあったきものが目にとまった。
どっかで見たことあるなーと思ってたら、なんとあの盗まれたきもの!
質屋から買うことになっちゃったんだけど、無事戻ってきたんだと。
へえー。
犬みたいですな(笑)

もひとつ。

江戸時代には、きものに伊達紋(家紋をいれず花鳥風月などでつくった独自の紋)をいれることがはやった。
遊女たちもこれを取り入れ、意中の男の紋と同じものをきものに入れたり、
紋を男と半分こしたりしてたらしい。
でも、男の方もそれをやってて、ある遊女の紋を付けてたところ、
男が浮気した別の遊女が同じ紋を付ける、なんてこともあったらしい。
あーあ。
遊女とはいえ、浮気は御法度だったから大変だったろうね。


きもののことを調べてると、江戸も気になってきた。
最近宮部みゆきの江戸もの小説にはまってる。

遊女にも興味ありますね。

江戸は人々がいきいきしてるなあ。
好き。
妖怪もこのころはよく出没してるし。


こういういきいきとした雰囲気とか感覚が、完全に世の中から消えてしまわないといいな。
消えたら面白くないもんね。
きっと。
posted by おしゃべりひよこ at 03:12 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月13日

闇も生きてる

選挙行ってきた。

そのついでに、東京で卒論資料あさってきた。
そしてうっかり水木しげる「日本妖怪めぐり」を買ってしまった。

わし、妖怪って大好き。
妖怪には人間を死に引きずり込んだりするヤツもいるけど、
だいたい人間を驚かすだけで満足しちゃう。
いつもは悪さを働いていても、
命を助けられたりすると恩返しをしたりする。

かわいい奴らだ。

そして、弟から勧められて「陰陽師」を読む。
これもまあ物の怪の話ですな。

2つの本を読んで、昔は今より自然が生き生きしてて
時がゆっくりながれていたのかなあと思った。

だって。
物の怪に生きながら食われて(しかも顔)「痛や痛や」て言うシーンがあるんだけど
叫べよ!って思う。
もっと「ぎゃああー!」とかさ「ぐわあー!」とか。
それでも、変じゃないんだよねー。

なんかさー。
現代で、もし暗い路地を歩いてて後ろから足音が聞こえたら
「妖怪!?」とか「幽霊?」って思わないっしょ。
「通り魔だったらどうしよう」とかじゃない?

人間は、目に見えないものを恐れることが少なくなったけど、
代わりに同族を恐れるようになっちゃったんだね。
時代が悪いのか、なんなのかはわからないけど。

「狐の嫁入り」って知ってる?
天気雨のことをこう呼ぶんじゃよ。
天気雨って天気なんか雨なんかわかんないでしょ。
狐に化かされてると思ったんだろうね。
これ、わしは小さい頃から知ってて
家族にも「今日は狐さんがお嫁に行ったんだね」と言ったりしていた。

今、子供たちでこれを知ってる子、本当に少ない。
昔に比べればわしも全然妖怪とかを知らないけれど、
もっと知らなくなってるんだなあ。

河童とか、絶対いないって思ってるのかなあ。
人魚はマナティの見間違いだってのが常識なのかなあ。

マナティの見間違いって知識よりも
人魚の伝説の方がはるかに面白いし神秘的だと思うんだけどなあ。

私のおはなし好きは母のおかげ。
長女だったので、他に手をかける子もいなくて、
夜は必ず本を読んでもらえた。
母が言うには、ものすごい数の昔話を聞かせていたらしい。
子守歌は「ねんねんころりよ〜」「ねむれよい子よ」ではなく、
子守として雇われた貧しい家の娘が唄った、もの悲しい旋律の「五木の子守歌」。
これがまた大好きだった。

わしがお母さんになったら、この奇妙で怖くてかわいい隣人たちのおはなしを
子供に聞かせてあげよう。
存在したってしなくたっていいや。
わしは奴らが好きだもん。



昨夜、不思議な体験をした。
ほとんど徹夜で実家に帰って、一日どこそこでかけて、
疲れ切ってカレー食べて缶チューハイのんで21時ごろばたんきゅ。

ふ、と突然目が覚めたのが24時。
それから全然寝られんくなった。
ごろごろ寝返りうちながら、色々考えてた。
こないだ読んだ漫画に新しいキャラ登場させてみたり、
ブログのこと考えたり、チョブ太のこと考えたり。

あまりに寝られなくてなんでだーと考えた。
お酒も飲んで気持ちよく寝てたのに…
…酒…?
酒!!
そういやこないだテレビで「酒飲むとよく寝れる」のは嘘!ってやってた!
寝てる間にアルコールが抜けて、むしろ覚醒状態になっちゃうんだと。
うごあー絶対それだー!
やべえー明日ラッシュ避けるために早起きして帰るのに
今2時だよー!
と、思っても目はぎんぎん。
しょうがないから覚醒状態がきれるの待ってた。

すると。
突然頭がふにゃふにゃーってなって、
いままで読んだ物語があふれ出てきた。
最近忘れてた昔話とかもあった。
あちこちから物語が聞こえるのに、そんでそれがぐるぐるしてるのに
全く煩わしくなく、むしろ「あー、みんなひとつなんだなー」と思えた。
ぼんやり「これが『響く』ってことかなー」とも思った。

恩田陸の「光の帝国」という小説に、記憶力の優れた一家の話がある。
その一家は代々あらゆる物語をすべて記憶して(これを『しまう』という)、
それらを『響か』せる。
主人公の男の子は当たり前のようにいろんなものをしまっているのだけど、
まだ響かないので、暗記することに疑問を持つところから話が始まる。
『響く』って、なんつーかうまくいえないけど、
わしが受けた印象では、
しまった物語なんかが相互に結びついて一つになると言う感じだった。
うーん言葉で言い切れない。

わしが体験したのは、まさにこれだった。
まさか小説の内容を体験するとは。

ぐるぐるしてたとき、すごく驚いて、でも妙に納得して、
自分の中にこれだけのおはなしがたまってたことが嬉しかった。
よかった、忘れたんじゃなかったんだ。
わしの血肉になってたんだ、という感じだった。


そういえば、昔眠りにかんしてもう一つ奇妙な体験をした。
眠るって、沈むイメージがない?
なんか下に行く感じ。
「泥のように眠る」の泥も下にあるものだし、
「眠りに沈む」も下に向かってるし。
だからずっと眠りは下に向かうものだと思ってた。

でも、わしはそのとき眠る直前の記憶があった。
普通はそんなの覚えてないよね。
しかもそれは、最初はふわふわと
そしてぐんぐんと魂が上に上っていく記憶だった。
夢じゃないと思う。

実はそのとき、妹がいたずらで眠ろうとするわしに声をかけ、
わざと眠りを邪魔しようとしていた。
妹の話によると、声をかけた一回目はすぐに答え、
二回目は間をあけて答え、三回目には寝ていたらしい。
30秒毎くらいに声をかけていたらしいが、
わし、実は2回目までははっきり記憶してる。
その声も含めたぐんぐん上る記憶。
これは眠る直前の記憶でしょうよー。

ぐんぐん上りながら、今回と同じように、
驚き、納得し、嬉しかったのを覚えている。
やっぱりそうだったんだ、眠りほど気持ちのいいものが
闇に沈むものであるはずがないんだ。
上に向かうんだーしあわせー。
と思ってたねー。


なんか、最近焦ってばっかりで疲れちゃったんかなあ。
元々物事をゆっくり考えるタチなので。

働くときは時間制限があるから焦りも必要だけど、
昔みたいなゆっくりとした時間を過ごす感覚もなくしたくないね。
つーかなくせない。
なくしたら、きっとわしは人間じゃなくなっちゃうと思う。

焦りまくるとすぐ体調崩すのは、ストッパーがかかってんのかも。
わはは。
便利とゆーかなんちゅーか。




あと33日。
だっけ。

よっしゃ焦るぞー。
posted by おしゃべりひよこ at 01:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年09月08日

マニアかもしれぬ

わしはクレヨンしんちゃんが大好きだ。
アニメ版の方。
原作も好きだけど、アニメの方がわしに合ってる。

しんちゃんのテレビ傑作集シリーズビデオを借り続けてる。
ひまわりが生まれるあたり(弟3期)からだけど。
今、生で放送してるのは弟6期にあたる。
この間、ついに弟5期まで借り切ってしまった。

ううーむ。

迷った末借りたのが、第1期。
つまりアニメ放送始まったばっかの頃。

見てみたらなんとまあ。
しんちゃんの声が違う!!
声優さんが違うのかと思ったよ。
しんちゃんの声優さんの矢島晶子さんは、
映画「シックス・センス」の吹替えでコール役をやってるんですが
そっちに近い。
びびり。

初期には今のオーバーリアクションはなく、
しんちゃんはほとんど笑いもしない。
淡々とした漫画のテンションに近い。


初期のアニメを見てると、社会問題になったことを思い出すなあ。
しんちゃんは元々子供向けのお話じゃなかったんだよね。

初期は「セックス」という言葉がふつうに出てきたり(アニメではさすがにないけど)、
みさえ(母)を呼び捨てにしたりと
幼稚園児らしからぬ行動と生意気な言葉遣いだった。
でも、それが面白くて視聴率が上がり、
見ていた子供たちが言葉遣いなどを片っ端からまねするようになったのだ。

今20歳くらいの人は、小学校6年とか中学校時代、
すごく生意気で変な言葉遣いのガキに会ったことない?
それ、たぶんしんちゃんの影響です。

この現象で、多くの親は子供に「クレヨンしんちゃん禁止令」を発令した。
うちでもあったなー。
アニメとしては致命的な「駄目(教育によくない)アニメ」のレッテルを
ターゲット層の保護者に貼られてしまったわけだ。

しかし、クレヨンしんちゃんはめげない。
なんとその社会現象そのものをアニメとして放送したのだ。
わしはそれを見ていたのですが、めっちゃびっくりしたよー。
しんちゃんの世界で「エンピツしんちゃん」なるアニメがはやり、
幼稚園でみんなが生意気な言葉遣いをするようになるという内容。
よくこんな話放送できたな…。

それからは内容も徐々に変化。
冷静で生意気なガキから、オーバーリアクションの変な面白いガキになった。
大人への反抗ではなく、リアクションの面白さが売りになったんですな。
家族愛や、友人との信頼、
ひまわりが生まれたことによる兄としてのけなげな行動も見えるようになる。

一度は「駄目アニメ」認定を受けたのに、
2002年4月公開の「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」では
文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞をとってしまいましたよ。
世の中に認められたんだよ。
すごい。
よくやった。

ずっと好きだったわしにとって、受賞は本当に嬉しいことだった。
禁止令がでた家ではしんちゃんを見て変化を感じることができないので
「駄目アニメ」レッテルは本当にしつこくて強かった。
わしは親に抵抗して見てたんだけど。
たぶん未だにそのレッテルを信じてる親はいると思う。
そういう人の頑なな警戒心を解くには、受賞ってすごい強力なんだな。
受賞をきっかけにして、もっと多くの人に認めてもらえるといいな。

でも、親と一緒に見るなら「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」よりも
「嵐を呼ぶモーレツ!大人帝国の逆襲」の方がいいと思う。
うちの親がしんちゃん映画をフルで見て
家族全員で笑って見ることができたのはこれだった。
親の若い頃、昭和50年くらいの世界がでてくるんだー。
親はそこで引き込まれる。
そこにしんちゃん独特の面白さと家族愛がくりゃあ
一網打尽よ( ̄ー ̄)

「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」は確かにいいんだけど
しんちゃんの面白さとしては足りないかな。
まあ話の中心がしんちゃん以外だからしょうがないけど。



うー語っちゃった…。
しんちゃんマニア…なのかな…。


資料もっとスキャンしなきゃー。
ぶへえー。
あと39日しかねーよー…
うう…
posted by おしゃべりひよこ at 01:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | おはなし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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